2014年2月21日金曜日

英語は頭ではなく心で!Feel the language: Norah Jones編

こんにちは。英語Q&Aのchiakiです。

きっとみなさんは、日々英語習得のため机に向かって勉強されていることでしょう。

でも!

机の上で勉強するだけが、英語習得の道ではないのです。


■ 英語を頭で理解するのをやめるとき、英語脳ができる!

これは持論です。
私の20年以上の英語学習経験から言わせてもらえば、そういうことになります!

言葉を心で感じ理解する: Feel the language♪

これが、究極の英語道、言語習得の醍醐味といえるでしょう。

耳や目からはいってくる英語の情報を日本語にすべて訳すのはやめましょう。
ちょっとくらいわからなくてもいいのです。

へ〜、そういう風に言うんだ。かっこいい!
心に響く表現だな〜。

とか、そんな程度の理解力でいいのです。
せっかくですから楽しんじゃいましょう♪
その何万回の繰り返しの中で自分の脳に「英語脳」の回路ができていきます。

そうすると、話すときに「じっと考える時間」がだんだん短縮されていき、ある日突然考えなくてもパッと英語を口にできる瞬間がきます。

すべて正しく話そう、と思わないことが上達への秘訣です。

「日本語ではこんなふうには言わないけど、英語っぽくいうと、こういう表現を使っていうだろうか?」

そう考えながら、心の中の気持ちを迷わず言葉にしてみましょう。
子どものときに、みなさんはそうしていたはずです。
あの頃の素直な感情表現、「気持ち→言葉」を英語で話すときにも試してみてください。




■ じゃ、どうするか?

  • 英語の楽しみ方 その1:音を楽しむ
  • 英語の楽しみ方 その2:表現を楽しむ
  • 英語の楽しみ方 その3:自分で歌って楽しむ



ちょっと古いですが、2002年リリース、グラミー賞を総なめにした
Norah Jonesさんの曲、Don't Know Whyでみていきましょう

YouTubeのリンクはこちら。 amazon.co.jpはこちらをどうぞ。



写真はこちらから



I waited 'til I saw the sun
I don't know why I didn't come
I left you by the house of fun
I don't know why I didn't come
I don't know why I didn't come

When I saw the break of day 
I wished that I could fly away
Instead of kneeling in the sand
Catching teardrops in my hand

My heart is drenched in wine
But you'll be on my mind
Forever

Out across the endless sea
I would die in ecstasy
But I'll be a bag of bones
Driving down the road alone

My heart is drenched in wine
But you'll be on my mind
Forever

Something has to make you run
I don't know why I didn't come
I feel as empty as a drum
I don't know why I didn't come
I don't know why I didn't come
I don't know why I didn't come





英語の楽しみ方 その1:音を楽しむ

↑ でハイライトした部分は、いわゆる韻をふんでいるところ (rhyming)です。日本の詩や歌、漢詩でも韻という表現がありますね。アメリカでは3、4歳くらいから歌やnursery rhymesを使ってrhymingについて学びます。

でも、

「韻って、何?どう理解すれば?」

と思ったことありませんでしたか?


わたしの結論は、ズバリ「音を楽しむ」です。

耳に心地いいな。
次にくる単語はどんな単語なのか?韻から推測してみよう!

そんなことを考えながら聞いてみてください。
前よりぐっと、お楽しみ度があがることまちがいなし、です。



英語の楽しみ方 その2:表現を楽しむ

頭で考えるのではなく、心で!

とお伝えしましたが、具体的にはどうするか?

情景を思い浮かべる

このひとことにつきます。
自分の勝手な妄想でもいいのです。
これって、こんな意味なんだろうな〜、とぱっとみて、ぱっと感じてみてください。

たとえば、

I waited 'til I saw the sun

I left you by the house of fun


というところ。

まずは、お日さまの情景 (I saw the sun)。
そして、たのしいお家、おそらくパーティーでしょう。 (the house of fun)。
パーティーには楽しんでいる「あなた」を置いてきてしまった。(I left you)


次。ここが一番いいところ。

When I saw the break of day 
I wished that I could fly away
Instead of kneeling in the sand
Catching teardrops in my hand


"Break of day" かっこいい表現です。 太陽が暗闇を「やぶって(break)」でてくる。
飛び去ってしまいたいけど、できない。身も心も重い感じ。 

  • ひとこと文法:仮定法過去の逆説。こうしたいけど、実際にはできない、ということ wishの後の that節で過去形を使うことで逆説表現を表します.
 ひざが砂に埋まっていく。knee(ひざ)kneel(ひざまづく)-ing(そうしながら)in the sand(砂の中に、ずぶずぶとはいる感じ - in/inside)
大泣きしてる。tear(なみだ)drops(大粒)  
それを手でうけている。catching(つかまえる) in my hand(手の中に)


My heart is drenched in wine
But you'll be on my mind
Forever


ワインまみれになっている。drenched(びしょぬれになる)in wine(ワインの中で)
 ずっとあなたのことを考えている。you (あなたの姿が)on my mind( 心の上にのっている)

Forever ーここの歌い方で、この単語が3文節であることがわかりますね。for-e-ver 


英語の楽しみ方 その3:自分で歌って楽しむ♪

それではみなさん、オトナの恋、失恋に酔いながら歌ってみましょう。こんな気持ち、みなさんも経験アリ?



以上、マニアックな説明になってしまいました。
心で曲を感じましょう!
Norah Jonesさんの、切ない歌声にも注目です。

お試しあれ!

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